“クルマのトランクにバイクを積んでレジャーを楽しむ”という新しいライフスタイルの提案。
開発のきっかけは遊園地の乗り物の一種。
初代国内市販車モンキーZ50Mの開発のきっかけは、1961年に東京の日野市にオープンした遊園地「多摩テック」の乗り物の一種として開発されたZ100。
乗り物として開発されたZ100ですが、本格装備のほかハンドルの折りたたみというモンキーならではの機能を兼ね揃えていたZ100は、東京モーターショーに展示したところ海外から絶大な注目が集まり、1964年から正式量産市販車CZ100として主に欧州や東南アジア向けに輸出を開始しました。
輸出モデルから遅れること3年。
1967年、小さな愛らしいボディーに全く新しいバイクの楽しみ方をめいっぱい積み込んで、待望の国内市販車Z50Mが誕生したのです。
真っ赤なフレーム、折りたたむことのできるハンドル。
かわいいチェック模様をあしらったシート。
そして空冷4ストロークエンジン。
日本では戦後の経済発展とともに、乗用車がやっと大衆に普及しはじめ、レジャーブームも到来したタイミングにこの超小型バイクZ50Mを発売。
“折りたたんでどこへでも運べる”というキャッチで、折りたためるハンドル、横転しても燃料が漏れないタンクやキャプレターなどを採用し、「クルマのトランクにバイクを積んでレジャーを楽しむ」という新しいライフスタイルを提案しました。
その小さなボディに大人の男性が乗ったユーモラスな姿も印象的。
2017年に「モンキー」は発売50周年を迎えました。
DETAILS詳細
Model year年式 | 1967年初期モデル |
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Engineエンジン | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
Displacement総排気量 | 49cc |
Maximum output最高出力 | 2.5ps/6,000rpm |
Maximum torque最大トルク | 0.31kgm/5,500rpm |
Dry weight乾燥重量 | 47.5kg |
SALES PRICE車両販売価格
Price価格 | 847,000円(税込) ※納車整備、登録諸費用別途 | |
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Vehicle inspection車検 | なし |
・シートはオリジナル表皮ですがテープで補強されている個所があります。
・タンク内部は錆は無くきれいな状態ですが、少し凹みと塗装の剥がれがあります。
・NITTO製の純正タイヤを装着しています。タイヤはゴムの劣化も少なく良い状態です。
・FRP製フロントフェンダーは左側面に割れがあります。
・リアタイヤもNITTO製純正タイヤです。